ビットコインに売りが強まる エルサルバドルが法定通貨に採用
先ほどからビットコインに売りが強まっている。東京時間には52921ドルまで上昇していたが、先ほどから戻り売りが強まっており、節目の5万ドルを割り込むと一気に売りが売りを呼び込む展開となっている。
特段の材料は見当たらないが、きょうから中米エルサルバドルがビットコインをドルとともに法定通貨に採用した。法定通貨となるのは世界初で、ビットコインにとっては誕生以来の最大の試金石と見られている。この実験に世界中が注目しており、成功すれば、他国も追随する可能性があると期待されているようだ。
しかし市場からは、法定通貨としてビットコインを採用するというエルサルバドルの動きに他国が追随を急ぐ可能性は低いとの見方も出ている。ビットコインを法定通貨として採用する可能性が高い国は他にほとんどなく、不便で危険だという。また、現在までのところ、エルサルバドルでのビットコインの展開は停滞しているというニュースも流れている。
米株式市場ではコインベース<COIN>やマラソン・デジタル<MARA>など関連株が売られている。
ビットコイン(ドル)(NY時間11:22)
1ビットコイン=46733.84(-5200.89 -10.01%)
ビットコイン(円建・参考値)(NY時間11:32)
1ビットコイン=5152406(-573346 -10.05%)
※円はドル円相場からの計算値
(NY時間11:21)
コインベース<COIN> 267.86(-10.58 -3.80%)
マラソン・デジタル<MARA> 39.81(-3.60 -8.29%)
ライオット<RIOT> 31.68(-2.75 -7.99%)
マイクロストラテジー<MSTR> 666.17(-46.10 -6.47%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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