ダウ平均は再び最高値更新 エネルギー株や銀行株が上昇 IT・ハイテクは軟調=米国株前半
NY株式10日(NY時間12:33)
ダウ平均 35231.95(+130.10 +0.37%)
ナスダック 14811.53(-48.65 -0.33%)
CME日経平均先物 27935(大証終比:+85 +0.30%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。デルタ株の感染再拡大への懸念は根強いものの、株式市場は堅調な値動きを続けている。ダウ平均は再び最高値を更新。先ほど米上院が5500億ドル規模のインフラ法案を可決させたが、バイデン大統領の景気対策への期待も株式市場をサポートしている模様。
きょうは原油が買い戻されており、米国債利回りも上昇していることから、エネルギー株や銀行株の上昇が全体をサポート。また、クルーズなど旅行レジャーや航空なども上昇し、循環株中心に買いが優勢となっている。
市場では、先週の米雇用統計を受けてFRBの資産購入ペース縮小開始への期待が高まっている。「9月FOMCで年末か来年初の資産購入ペース縮小開始を表明」との見方が市場のコンセンサスとなっているが、前日はボスティック・アトランタ連銀総裁が、雇用の進展を条件に9月の資産購入ペース縮小開始の可能性に言及していた。市場は今週の米消費者物価指数(CPI)のデータを待っているほか、シカゴ連銀やカンザスシティ連銀の各総裁の講演も予定されており、市場はヒントを探しているようだ。
一方、IT・ハイテク株には売りが広がっており、ナスダックはマイナス圏での推移が続いている。米10年債利回りが節目のポイントを回復したことで、IT・ハイテク株への売りに繋がっているとの声も聞かれる。
アルファベット(C)<GOOG> 2762.59(+2.55 +0.09%)
フェイスブック<FB> 360.36(-1.25 -0.35%)
ネットフリックス<NFLX> 514.86(-5.11 -0.98%)
テスラ<TSLA> 714.94(+1.18 +0.17%)
アマゾン<AMZN> 3321.35(-20.52 -0.61%)
エヌビディア<NVDA> 200.45(-2.50 -1.23%)
AMD<AMD> 107.65(+0.07 +0.07%)
ツイッター<TWTR> 66.39(-0.62 -0.93%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス<UNH> 413.12(+2.25 +0.55%)
メルク<MRK> 74.88(-0.44 -0.58%)
マクドナルド<MCD> 233.78(-0.90 -0.38%)
マイクロソフト<MSFT> 286.24(-2.09 -0.73%)
ホームデポ<HD> 332.14(+3.38 +1.03%)
ボーイング<BA> 235.15(+2.88 +1.24%)
ベライゾン<VZ> 55.28(+0.16 +0.28%)
ビザ<V> 236.12(-3.88 -1.62%)
ハネウェル<HON> 229.99(+1.76 +0.77%)
ナイキ<NKE> 173.04(+1.27 +0.74%)
トラベラーズ<TRV> 154.41(+1.04 +0.68%)
ディズニー<DIS> 176.98(+0.26 +0.15%)
ダウ・インク<DOW> 63.11(+1.29 +2.09%)
セールスフォース<CRM> 245.05(-4.27 -1.71%)
シスコシステムズ<CSCO> 55.50(+0.03 +0.05%)
シェブロン<CVX> 101.73(+1.48 +1.48%)
コカ・コーラ<KO> 56.88(+0.23 +0.40%)
ゴールドマン<GS> 408.26(+8.38 +2.10%)
キャタピラー<CAT> 213.27(+4.38 +2.10%)
ウォルマート<WMT> 148.63(+3.05 +2.10%)
ウォルグリーン<WBA> 48.20(+0.76 +1.59%)
インテル<INTC> 53.80(-0.26 -0.47%)
アメックス<AXP> 168.75(-2.04 -1.19%)
アムジェン<AMGN> 226.35(-1.55 -0.68%)
アップル<AAPL> 145.81(-0.28 -0.19%)
P&G<PG> 141.93(-0.25 -0.18%)
JPモルガン<JPM> 159.38(+2.05 +1.30%)
J&J<JNJ> 173.37(-0.34 -0.20%)
IBM<IBM> 141.49(+0.24 +0.17%)
3M<MMM> 198.67(+1.24 +0.63%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。