ディズニーに買い 「ブラック・ウィドウ」のハイブリッド戦略が奏功か=ダウ採用銘柄
ディズニー<DIS>に買い戻しが強まっておりダウ平均をサポートしている。新作「ブラック・ウィドウ」が週末の劇場公開で1.58億ドル、ディズニー+でのストリーミング配信で6000万ドルの興行収入を上げた。市場からは一般公開と同時にストリーミング配信でも公開するハイブリッド戦略が奏功していることが示されているとの指摘も出ている。
劇場公開によるディズニーの取り分は60%、デジタルメディアは85%と想定すると、同社はハイブリッド戦略から約1.45億ドルを稼いだ可能性があるという。2018年の「アントマン&ワスプ」の劇場公開では約9700万ドルだったことを考えると、ディズニー+でのサブスクリプション収入はちょうどボーナスにあたる。
ディズニー株はきょうの上げで100日線まで回復している。目先は200ドルまで上昇できるか注目される。
(NY時間15:33)
ディズニー<DIS> 184.38(+7.34 +4.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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