ブルームが決算受け上昇 安心感も困難脱出とまではまだ思われず=米国株個別
中古車オンライン販売のブルームが上昇。1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかったことや、売上高は予想を上回った。第2四半期のガイダンスも公表しており、売上高は予想を上回る見通しを示している。半導体不足の影響もあり、顧客が新車購入を手控える中で中古車への需要が高まった。
アナリストからは第1四半期の結果と第2四半期のガイダンスから営業環境が安定しているという安心感が得られた。ただ、同社はまだ、完全に困難から脱出したとは思われず、株価が以前の高値水準に再評価され、ライバルのカーバナとの差を縮小させるためには、長期の持続的な取り組みが目に見えるようになる必要があるとも指摘した。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.57ドル(予想:-0.62ドル)
・売上高:5.91億ドル(予想:5.17億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・売上高:6.18~6.40億ドル(予想:6.00億ドル)
(NY時間10:01)
ブルーム 36.08(+0.67 +1.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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