ヴァクスアートが急伸 思惑が再び高まる=米国株個別
バイオ医薬品のヴァクスアートが急伸。同社は今年初めに個人投資家の熱狂により、1週間余りで株価が3倍超急伸していたが、その後は急落していた。同社は経口のワクチンを開発しており、新型ウイルス向けも臨床段階にある。特に買い材料は見当たらないものの、出来高は過去20日間平均の60倍以上の取引となっており、2億株近くに膨らんでいる。同社の浮動株数は1億1410万株。一部からは同社がきのう、5月3日のオンラインセミナーで、新型ウイルス向け経口ワクチンの第1フェーズの臨床試験の最新データを公表すると発表しており、思惑が再び高まっているようだ。 なお、売り残を浮動株で割った売り残比率は最新のデータで25%。
(NY時間14:44)
ヴァクスアート 8.30(+2.24 +36.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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