反発、PMI好感しコロナ後の需要回復期待が強まる=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=62.14(+0.71 +1.16%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.68~0.71ドル高。その他の限月は0.45~0.65ドル高。
マークイットが発表した4月の購買担当者景気指数(PMI)が好調だったことから、世界的な景気回復期待が高まった。新型コロナウイルスの流行がピークアウトしつつあるなかで、ユーロ圏のサービス業PMIが景気判断の分岐点である50を回復したほか、製造業PMIは63.3まで上昇し、過去最高水準を塗り替えた。米国では総合、製造業、サービス業のPMIが揃って過去最高水準を更新した。
時間外取引で6月限は堅調だったが、通常取引開始を控えて売りに押されると61.25ドルまで弱含み。ただ、買いが盛り返すと62.43ドルまで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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