スティッチ・フィックスが決算受け下落 アナリストが投資判断を引き下げ=米国株個別
オンライン・アパレルのスティッチ・フィックスが下落。同社はスタイリングのサービスも含めたアパレル製品を提供する。11-1月期決算(第2四半期)を発表しており、売上高が予想を下回ったほか、売上高見通しも予想を下回る弱い内容だった。
今回の決算を受けて、アナリストから投資判断の「中立」への引き下げが伝わっている。サプライチェーン混乱に伴なう売上高への影響に加え、配送とクライアントへの納入の遅延により、販売サイクルの時間が長くなっているという。
そのほか、仕入れコストが高い状態が続けば、粗利益率が更に低下する可能性があり、短期の相対的な成長ペースは従来予想よりも鈍化する可能性も指摘した。
(11-1月・第2四半期)
・1株損益:-0.20ドル(予想:-0.21ドル)
・売上高:5.04億ドル(予想:5.12億ドル)
・EBITDA(調整後):-893万ドル(予想:-506万ドル)
・アクティブ・ユーザー:390万人
・顧客単価(年ベース):467ドル
(2-4月・第3四半期見通し)
・売上高:5.05~5.15億ドル(予想:5.21億ドル)
・EBITDA(調整後):-500万~-900万ドル(予想:+1200万ドル)
(通期見通し)
・売上高:20.2~20.5億ドル(予想:21億ドル)
(NY時間10:12)
スティッチ・フィックス 49.89(-18.63 -27.19%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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