ベストバイが決算受け下落 既存店売上高が予想下回る=米国株個別
ベストバイが決算受け下落 既存店売上高が予想下回る=米国株個別
家電販売のベストバイが下落。11-1月期決算(第4四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を下回った。米国での既存店売上高が予想ほど伸びず、家電販売が予想外の減収となったことが響いた。また、従来型のガイダンスの提供を見送っている。一方。50億ドル規模の自社株買いを承認したほか、四半期配当を従来の55セントから70セントに引き上げた。
同社は発表資料で「ホリデーシーズンの販売が予想よりも弱かった。行動制限の緩和で個人消費が今後、外食や旅行などへシフトすれば、今年の業績を妨げる可能性がある」と説明している。
また、「商品への需要は通常レベルを上回っているが、パンデミックの影響がどの程度続くのか予測が困難なことから、高水準の不確実性がある」とも述べた。
(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:12.6%(予想:14.5%)
海外:14.9%(予想:13.7%)
米国:12.4%(予想:14.9%)
米エンターテインメント事業:31.4%
米電気器具:36%(予想:21%)
米コンピューター・携帯:16.4%(予想:12.4%)
米家電:-1.3%(予想:12.7%)
オンライン:89.3%
・1株利益(調整後):3.48ドル(予想:3.47ドル)
・売上高:169.4億ドル(予想:172.4億ドル)
・粗利益率(調整後):20.9%(予想:20.7%)
(NY時間09:54)
ベストバイ 110.66(-2.81 -2.47%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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