マスターカードが商いを伴って上昇 仮想通貨でのサービス開始の意向示す=米国株個別
マスターカードが商いを伴って上昇。同社のカード所有者に対してネットワーク上で特定の仮想通貨で取引できるようにする意向が伝わった。仮想通貨市場でビットコインが人気化している中で思惑を呼んでいる模様。なお、本日のビットコインは最高値を一時更新。
きのう更新された同社のブログによると、新たなデジタル通貨の立ち上げも計画しており、各国中央銀行と積極的にアプローチすることも明らかにした。同社は英ワイヤレックスやビットペイなど大手の仮想通貨企業と既に提携している。しかし、同社はこれまで、ネットワーク上で資金決済処理を行う前に、デジタル通貨を法定通貨への変換を要求していた。
新たな計画には、すべての仮想通貨が含まれるわけではなく、主にステーブルコインを選ぶとしている。ステーブルコインはドルなどの別資産の価値にその価値が固定される。
同社は「流通している何百ものデジタル通貨の多くは、コンプライアンス対策を強化する必要があり、われわれの要件を満たしていない。われわれは消費者とエコシステム全体が、信頼性と安全性を提供する仮想通貨に集まり始めることを期待している」と述べた。
(NY時間10:25)
マスターカード 345.59(+11.38 +3.41%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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