GMが決算受け下落 半導体不足が今年の利益圧迫と説明=米国株個別
GMが商いを伴って下落。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。ピックアップトラックと大型SUVに対する強い需要に支えられた。パンデミックによる工場閉鎖など苦難を乗り越え、ガソリン車の撤退を表明するという大胆な経営戦略を打ち出している。
しかし、同社はガイダンスを公表しており、通期の1株利益の見通しが予想を下回っていることが嫌気されている。今年も半導体不足の問題が続いており、利益が20億ドル圧迫されると説明した。
バーラCEOは半導体不足について、問題に取り組み、利益率が最高の車両生産を守ることを誓っている。「可能な限りの取り組みを行っており、年間を通じてトラックとSUVの生産を停止することはない」と述べた。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.93ドル(予想:1.56ドル)
・売上高:375億ドル(予想:358.8億ドル)
・EBIT(調整後):37億ドル
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.50~5.25ドル(予想:5.99ドル)
・自動車部門FCF(調整後):10~20億ドル
(NY時間10:36)
GM 52.68(-3.38 -6.03%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





