リフトが上昇 売上高は減少も利用者1人当たりの売上高が大幅に増加=米国株個別
配車サービスのリフトが上昇。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、EBITDAは依然として赤字が続いているものの予想ほどではなかった。利用者1人当たりの売上高が45.40ドルに増加しており予想も上回った。ただ、売上高は44%減少している。
大幅なコスト削減が奏功しており、共同創業者のジマー社長は、「全社的なコスト削減で、年内に四半期ベースの調整後損益が黒字に転じるのは確実だ」と語った。パンデミックによる不確実性を理由に1-3月期(第1四半期)の見通しは示さなかった。
アプリを通じて四半期中に少なくとも1回乗車したユーザーと定義している「アクティブライダー」の総数は45%減って約1260万人と予想を下回った一方、アクティブライダー1人当たりの売上げ単価は2.3%増の45.40ドルと予想を上回った。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.56ドル(予想:-0.71ドル)
・売上高:5.7億ドル(予想:5.61億ドル)
・EBITDA(調整後):-1.5億ドル(予想:-1.83億ドル)
・アクティブライダー:1260万人(予想:1330万人)
・アクティブライダー単価:45.40ドル(予想:41.99ドル)
・当座資産:3.2億ドル(予想:7.22億ドル)
(NY時間10:07)
リフト 57.67(+4.03 +7.51%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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