シスコシステムズが下落 予想上回る決算も大企業向けが大きく落ち込む=ダウ採用銘柄
シスコシステムズが下落。11-1月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、大企業向けで売上高が9%減と大幅な落ち込みを示し、製品全体の売上高も85.7億ドルに減少した。同社の売上高の大部分は政府機関や企業、通信事業者向けのネットワーク機器販売が占める。
ロビンスCEOは「パンデミックが依然として成長を抑制している」との認識を示した。同CEOはソフトウエアやサブスクリプション事業に重点シフトを目指しているが、パンデミックがその取り組みを妨げていることが示された。
(11-1月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.79ドル(予想:0.75ドル)
・売上高:119.6億ドル(予想:118.9億ドル)
製品:85.7億ドル
サービス:33.9億ドル
・粗利益率(調整後):66.9%(予想:64.8%)
(2-4月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.80~0.82ドル(予想:0.81ドル)
・売上高:+3.5~5.5%(予想:+2.78%)
・粗利益率(調整後):65~66%(予想:65.2%)
(NY時間09:48)
シスコシステムズ 46.36(-2.14 -4.41%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。