【来週の注目材料】前回は過去最大の伸び率、今回も堅調を期待~米第4四半期GDP速報値

経済指標 

 28日に発表される米第4四半期GDP(国内総生産)速報値が発表されます。
 米国のGDPは新型コロナウイルスの影響で第1四半期が前期比年率-5.0%、第2四半期が-31.4%と大きく低下し、テクニカルリセッション入りした後、前回第3四半期は+33.4%と統計を開始(1947年)以来最大の伸び率を記録しました(ちなみに第2四半期の-31.4%は統計開始以来最大の減少幅です)。

 経済規模としては新型コロナウイルスの影響前に届いていないこともあり、今回も+4.1%と好調な数字が見込まれています。

 追加経済対策期待もあって米企業の景況感が堅調な数字を示す中で、前回+20.3%と大きく伸びた設備投資が、伸びこそ大きく縮む見込みも堅調な数字を示す可能性が高いことなどが、今回の予想値に表れているようです。

 ただ懸念材料としては、第3四半期に前期比年率+40.7%の大幅な伸びを示した個人消費がどこまで好調を維持しているか。予想は+2.6%の伸びとなっており、堅調地合いを維持する見込みですが、米国の小売売上高は新型コロナウイルス感染拡大の影響で11月、12月と前月比マイナス圏に沈んでいます。特に第3四半期の個人消費のうちサービス部門の伸びを支えた飲食サービス・宿泊部門が相当厳しい数字になっている可能性があり、全体を押し下げる可能性があります。個人消費はGDP全体の約7割を占めるだけに要注意です。

 また前回前期比年率で20.3%も伸び、寄与度で6.6ポイントもあった在庫投資については、もともとブレの大きく項目だけに、期待ほど堅調さを示さない可能性があり、こちらも注意したいところ。

 第4四半期GDPが予想ほどの伸びを示さない場合、リスク警戒からの円買いが強まる可能性もありそうです。

MINKABU PRESS 山岡和雅

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執筆者 : MINKABU PRESS

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