アメックスが下落 コスト削減より顧客獲得に焦点をあてる姿勢を示唆=ダウ採用銘柄
アメックスが下落しておりダウ平均を圧迫している。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、営業収益は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。総費用が67億ドルと14%減少したものの、予想以上となっており利益を圧迫している。同社は4月に、総費用を30億ドルまで削減する目標を設定していたが、目標に届く気配が全く無く、失望感が広がっている模様。
キャンベルCFOはインタビューで「依然としてコスト管理に非常に重点は置いているが、成長の勢いを再構築させるために、そのバランスを取る必要がある」と述べ、コスト削減よりも、顧客獲得に焦点をあてる姿勢を示唆した。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:1.30ドル(予想:1.34ドル)
・営業収益:87.5億ドル(予想:86.3億ドル)
・総費用:67億ドル(予想:61.8億ドル)
・実効税率:21.3%
・貸倒引当金:6.65億ドル
(NY時間10:19)
アメックス 101.91(-2.88 -2.84%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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