ユナイテッドヘルスが好決算も保守的な見通しで株価軟調=ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルスが7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。受け取り保険料に対する支払いコストの割合であるメディカルケア・レシオは81.9%と予想を下回った。通期の利益見通し公表しており、16.50ドル~16.75ドルと従来の見通しから上方修正している。
好決算ではあったものの株価は軟調に推移。同社は長期成長見通しを従来の13%~16%に据え置いたほか、パンデミックの影響で2021年のガイダンスは、より保守的な内容が見込まれると述べたことで、やや失望感が広がっている模様。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):3.51ドル(予想:3.10ドル)
・売上高:651.2億ドル(予想:638.8億ドル)
・メディカルケア・レシオ:81.9%(予想:83.3%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):16.50~16.75ドル(従来:16.25~16.55ドル)(予想:16.58ドル)
(NY時間10:17)
ユナイテッドヘルス 327.84(-3.58 -1.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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