オートゾーンの既存店売上高は予想の2倍以上 ただ、株価は下げに転じる=米国株個別
自動車部品販売を手掛けるオートゾーンが6-8月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高の伸びが21.8%と予想の2倍以上となった。1株利益も大幅に予想を上回った。パンデミック下でも第4四半期に米国で49店舗、メキシコで11店舗、ブラジルで5店舗を新規オープンしている。
同社のロードスCEOは発表資料で「2021年度が始まっているが、引き続きかなりの不確実性が残っている。しかし、われわれのチームは絶え間なく変化する環境に迅速に適応し、顧客に優れたサービスを提供できることを証明した」と述べた。
ただ、株価は上昇して始まったものの、戻り売りに押され下げに転じている。
(6-8月・第4四半期)
・既存店売上高:21.8%(予想:9.3%)
・1株利益(調整後):30.93ドル(予想:25.22ドル)
・粗利益率(調整後):53.1%(予想:53.6%)
・店舗ごとの在庫:68万ドル
・全店舗数:6549店
(NY時間11:06)
オートゾーン 1172.32(-13.69 -1.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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