AT&TがディレクTV部門の多くの売却模索=米国株個別
AT&Tが先週、傘下のディレクTV部門の多くの売却を模索しているとの報道が伝わった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、投資会社アポロ・グローバルが買い手の有力候補だと伝えている。AT&Tはこれにより、ディレクTV部門を帳簿から切り離す一方で、引き続きキャッシュフローへのアクセスは可能となる持ち分法適用会社のような形態を模索しているようだ。
ディレクTVの企業価値は200億ドル以下とも報じられ、調達した資金は負債圧縮などに回したい意向とも伝わっている。
株価は大きな反応は見せておらず、30ドルを挟んでの一進一退となっている。
(NY時間09:45)
AT&T 30.07(+0.03 +0.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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