トランプ大統領が続投なら新興国通貨に悪影響との見方も=NY為替
ウイルス感染の第2波への不安が依然として収束しない中、11月の米大統領選は確実に接近している。世論調査ではバイデン氏の支持率が高いようだが、世論調査と投票行動が一致しないことも多く見られ、まだまだ情勢は不透明と思われる。
一部からは、トランプ大統領が続投となった場合、中欧および東欧、中東、アフリカなどの新興国通貨に悪影響を及ぼす可能性があるとの見方も出ている。トランプ大統領は最後の4年間になることから、失うものは何もなく、いま以上に中国に対する圧力を強める可能性があるという。
新興国経済がうまく機能するためには、世界経済の見通しがポジティブである必要があり、これは2大経済大国が対立を激化させたままでは達成できないという。
もっとも、中国にも問題は数多くありそうだが。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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