アジア株 高安まちまち、米中政治摩擦が影落とす
東京時間17:29現在
香港ハンセン指数 25263.00(+205.06 +0.82%)
中国上海総合指数 3325.11(-8.05 -0.24%)
台湾加権指数 12413.04(-60.23 -0.48%)
韓国総合株価指数 2216.19(-12.47 -0.56%)
豪ASX200指数 6094.50(+19.43 +0.32%)
インドSENSEX30種 38103.59(+232.07 +0.61%)
23日のアジア株は、総じて下落。前日の米国株が堅調に推移、きょうの米国株価指数先物が時間外取引で続伸しており、アジア株の下支えとなった。その一方、米国と中国がお互いの領事館を閉鎖する動きがみられており、米中政治摩擦が表面化していることが、市場心理に影を落とす面も散見される。香港株や豪州株は反発。上海株は小幅反落。
上海総合指数は小幅反落。免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、太陽光エネルギー製品メーカーの隆基緑能科技が買われる一方で、大手銀行の招商銀行、中国工商銀行、保険大手の中国人寿保険が売られた。
香港ハンセン指数は反発。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、香港交易及結算所(香港証券取引決済所)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)が買われる一方、大手銀行の中国建設銀行、通信大手の中国移動が売られた。
豪ASX200指数は反発。保険会社のQBEインシュアランス・グループ、金鉱会社のニュークレスト・マイニングが買われる一方で、資源大手BHPグループ、大手銀行のオーストラリア・コモンウェルス銀行が下落した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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