ドル円は107円台での膠着相場に変化なし=NY為替
きょうのNY為替市場はリスク選好の雰囲気が優勢となる中で、為替市場はドル売り・円売りの動きが見られており、ドル円は107円台での膠着相場に変化はない。現在は107円台半ばでの推移となっている。
足元の経済指標が好調で、米株も上昇して始まっている中で回復への期待は根強い。一方、感染第2波への警戒感も根強く、米国内の感染者数は7日時点で300万人に上り、人口の約100人に1人が感染したことになる。経済封鎖や規制を一部再開する州も増える中で、感染第2波の経済への影響を見極めたいといった雰囲気も強まっている。
ドル円は相変わらずの膠着相場となっているが、感染第2波の拡大で期待ほどの回復が見られるか、行方を見極めたい部分もあるのかもしれない。
USD/JPY 107.50
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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