スナップが続伸し、最高値更新=米国株個別
写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップがきょうも商いを伴って続伸しており、最高値を更新している。前日は、ポンペオ米国務長官がTikTok(ティックトック)を含む中国製アプリの米国内での使用禁止を検討していることを明らかにしたことで、同社株への買いが集まっていた。きょうもその流れが持続している格好。
アナリストからは、TikTokの人気がスナップチャットにとって重石となっていた面があり、規制導入はスナップチャットに有利に働くとの指摘も出ている。
TikTokは新型ウイルス感染以降、人気を加速させており、5月末の米月間アクティブユーザー数は8400万人となっていた。9月時点の3000万人と比較すると180%増加している。両社のユーザーが重なる点を考慮すると、規制によって広告のCPM(インプレッション単価)への圧力は軽減するという。
(NY時間09:54)
スナップ 25.28(+0.47 +1.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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