地政学的リスクなど重石=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は107円前半で重い。一時107.17円付近まで弱含み。
世界的に新型コロナウイルスの流行が収まっていないなかでも、米株式市場が堅調に推移していることが逃避的なムードへの傾斜を妨げている一方、朝鮮半島情勢やインド北部の中印国境付近が緊迫化しており、リスク回避の円買いがやや優勢。
ユーロ円は120.65円付近、ポンド円は134.49円付近、豪ドル円は73.48円付近、NZドル円は68.95円付近まで水準を切り下げたが、序盤以降の動意は限定的。
日経平均は反落。前引けでは前営業日比167.71円安の2万2414.50円となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。