ブロードコムが新型アイフォーンの発売が遅くなる可能性を示唆=米国株個別
ブロードコムが2-4月期(第2四半期)決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想範囲内だった。第3四半期の売上高見通しも56億ドル~59億ドルを見込んでおり、こちらも予想範囲内となっている。
タンCEOがアナリスト説明会で、北米の大手携帯会社の顧客の製品サイクルの大きな遅延に言及した。同社はアップルの主要サプライヤーであり、新型アイフォーンの発売が今年は通常より遅くなる可能性があることを示唆。そのため、ワイヤレス関連の売り上げ増が今年は通常より1四半期遅くなる可能性に言及していた。
ただ、市場はこの日の強い米雇用統計を受けてリスク選好の雰囲気を加速させる中、時間外で下落していた同社株は、通常取引で上昇して始まっている。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):5.14ドル(予想:5.14ドル)
・売上高:57.4億ドル(予想:57.1億ドル)
・営業利益(調整後):30.3億ドル
・EBITDA(調整後):32.1億ドル(予想:31.2億ドル)
・研究開発費(調整後):8.91億ドル
(5-7月・第3四半期見通し)
・売上高:55~59億ドル(予想:57.7億ドル)
(NY時間09:57)
ブロードコム 324.07(+15.18 +4.91%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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