アジア株 香港株は下げ渋り、米株先高が支えに
アジア株 香港株は下げ渋り、米株先高が支えに
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 22779.97(-150.17 -0.65%)
中国上海総合指数 2812.96(-0.81 -0.03%)
台湾加権指数 10849.52(+38.37 +0.35%)
韓国総合株価指数 1988.93(+18.80 +0.95%)
豪ASX200指数 5586.00(+88.97 +1.62%)
インドSENSEX30種 30672.59(休場)
アジア株はまちまち。
香港株は続落、2カ月ぶり安値をつけている。中国による「香港版国家安全法」導入を巡る懸念が続いている。週末、香港市内では「国家安全法」導入に反対するデモが行われ、180人以上が逮捕された。
中国外相は全人代に伴う会見で、「米国の一部政治勢力は、新冷戦の瀬戸際へと向かわせようとしている。これは世界平和を脅かす動きだ」と述べた。一方、オブライエン米大統領補佐官は「中国が香港版国家安全法を成立すれば、米国は中国に制裁を科すことになるだろう」と述べており、米中対立は一段と激化する恐れがある。
ただ、米中対立をよそに米株価指数が時間外で上昇していることから、香港株は下げ渋っている。上海株も前営業日終値付近で推移。
豪州株は1.62%高。ホテルや旅行、レストランなど消費者サービス関連が高い。
先週末、豪首相はビクトリア州で森林火災やロックダウンで打撃を受けた一部地域の観光業再開への措置を打ち出した。ビクトリア州の首相は観光業を後押しするため一部地域を対象に、移動制限を緩和する方針を示した。6月1日から観光客の宿泊が可能となるもよう。
執筆者 : MINKABU PRESS
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