ブラード総裁の4600万人失業も発言なども影響か、米債利回りは低下傾向=NY債券
セントルイス連銀のブラード総裁は、今回の新型コロナウイルスの感染を受けた外出禁止やビジネスの停止などを受けて、最大4600万人の職が失われる可能性を示した。
こうした厳しい見通しが広がる中で米債利回りは低下傾向が見られ、米10年債はロンドン市場から約9BPの低下(債券価格上昇)の動きも。一時のドルキャッシュ需要での国債売りは収まっており、資金逃避の動きと見られる。
米国債利回り(NY時間11:15)
2年債 0.344(-0.028)
10年債 0.791(-0.056)
30年債 1.337(-0.059)
期待インフレ率 1.008(+0.048)
※期待インフレ率は10年債で算出
執筆者 : MINKABU PRESS
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