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今週は米消費及び景気関連の動向には注視

達人の予想 

ドル円は一旦利食い調整

■今週のドル円は、先週大きく進んだ円安に対する再確認の週だと位置づけています。

先週19日・20日の両日で200pips以上の大きな円安になりました。

ドル円は112円台、ユーロ円も121円台となり、これまでのレンジ相場だったドル円にはサプライズでした。
更に、豪ドルに対しても下落していることから日本円が世界最弱通貨ともいわれる始末にまで陥っています。

■これまでのコロナウイルスに対する日本政府の対応の遅さをはじめ、ダイヤモンドプリンセス号、イベントと様々な影響が出始めています。

更に、先日発表したネガティブサプライズとなった日本の10-12月期のGDPマイナス成長になり「日本売り」へ発展させたのではないかといわれています。

■ただ、これまでは「円安」は日本経済にとっては輸出企業をはじめ業績面の改善見通しから株式市場にとってはプラス材料とされてきました。

しかし、昨今のコロナウイルスの影響から、訪日外国人が激減、中国での生産停止、そして消費増税が重くのしかかりトリプルパンチとなり、とどめは日本政府の対応の遅さが報道されれば、日本売りというか極東売りまで発展する恐れすらあります。

■上記の状況から逃避の米ドル買いというセオリーは通常かと思います。

比較的影響を受けていないのが米国です。

しかし、そんな米国でも雲行きが怪しくなってきたところはあります。

アップルが1-3月期の売り上げ予想が達成できない発表や先週末の2月サービス業PMI速報値で分岐点である50を割り込んだことで今後の消費及び景気関連の動向には注視したいです。

また、米ドルが強くなったことでの製造業に対する影響は今後もクローズアップされることは確かです。
米ドルが高くなればそのシワ寄せは日米通商交渉の第二ラウンドに影響が出てくる可能性も高くなり、一方通行での円売りはトランプ砲によって牽制されることも頭の片隅に残しておきたいです。

■今週の注目材料は以下の通りです。

・耐久財受注(27日)
・個人消費支出(PCEデフレーター)(28日)


■最後にドル円の戦略です。

先週の2日間の上昇に対する調整の下値探しで見るならば、111.30円、111.00円。

上値に関しては昨年4月の112.40円がターゲットになりそうです。
一気に急上昇したことで調整売りもあるので押し目を探りながらエントリーしたいと考えています。

執筆者 平野朋之

執筆者 : 平野朋之|株式会社トレードタイム代表取締役

トレードタイム 平野朋之 ネット証券にてFX事業全般の業務、自己売買部門でのディーラー業務、投資情報室にて日経225の情報発信、セミナー講師を務める。その後投資顧問会社を経て、マーケット情報発信、セミナー講師、独自手法での資金運用業務を行う

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