フリーポートが続落 アナリストの鉱物資源株に対する見方は様々=米国株個別
銅や金など非鉄金属の産出を手掛けるフリーポート・マクモランが続落。中国のコロナウイルス感染が拡大する中、同国経済への懸念が高まっている。非鉄金属の世界最大の需要国である中国の需要が減少するのではとの警戒感も高まっており、フリーポートを含め関連株の下げが目立っている。フリーポートはきょうの下げで200日線に顔合わせしている状況。
ただ、アナリストの鉱物資源株に対する見方は分かれているようだ。現在、中国は春節の大型連休中だが、連休明けは季節的に建設需要が高まる時期で、影響は大きいとの指摘が出ている。
その一方で、2003年のSARSの時は確かに短期的には、鉱物資源株はネガティブな反応が強まったが、その後は買い戻しが膨らんでいた。今回のコロナウイルス感染も同様で、下値では買いを推奨する声もあるようだ。
(NY時間14:22)
フリーポート 11.02(-0.82 -6.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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