【海外市場の注目ポイント】サンダース英MPC委員の講演など
日本時間午後5時40分にサンダース英金融政策委員会(MPC)委員が講演を行う。サンダース委員は、昨年12月のMPCで0.25%の利下げを主張していた。年明け以降、カーニー英中銀(BOE)総裁やテンレイロMPC委員が利下げの可能性に言及している。サンダース委員もあらためて利下げ支持を表明すれば、ポンドが売られる可能性がある。
英国関連では、日本時間午後6時半に物価指標の発表も予定されている。12月の英消費者物価指数は、総合の大方の予想が前年比1.5%上昇、コアの大方の予想が同1.7%上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の1.5%上昇、1.7%上昇から変わらないとみられている。
米国関連では、日本時間16日未明に米中通商協議の第1段階合意の署名式が行われる予定になっている。それを前にして、ムニューシン米財務長官は、「米中通商協議の第2段階の合意が得られるまで対中関税は継続する」と述べている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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