今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、目新しい材料がない中、109.50円台を中心に10銭強の極めて狭いレンジ内でもみ合う展開となりました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
12/17(火)
17:00 レーン・フィンランド中銀総裁講演
18:30 英11月雇用統計
18:30 英8-10月失業率(ILO方式)
18:30 英8-10月平均賃金
19:00 ユーロ圏10月貿易収支
21:00 カジミール・スロバキア中銀総裁講演
22:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演
22:30 レーンECB専務理事講演
22:30 カナダ10月製造業出荷
22:30 米11月住宅着工件数
22:30 米11月建設許可件数
23:15☆米11月鉱工業生産指数
23:15 米11月設備稼働率
26:30 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演
28:15☆カーニーBOE総裁講演
30:45 NZ7-9月期経常収支
12/18(水)
08:50 日本11月貿易収支(通関ベース)
※☆は特に注目の材料
ドル/円は109円台半ばで推移しており、小動きながらも110円台の回復が視野に入っています。109.70円台を突破できれば上昇に弾みがつきそうですが、その109.70円台がなかなかの強い上値抵抗となっています。今夜も材料面からの後押しは期待しにくいだけに、欧米株や米長期金利の動きがカギとなりそうです。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。