今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、108.80円台を付けたかと思えば、その後に108.60円台に押し戻されるなど、小幅なレンジで神経質な値動きとなりました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
12/11(水)
16:00 トルコ10月経常収支
17:00 南ア11月消費者物価指数
17:30 スウェーデン11月消費者物価指数
20:00 南ア10月小売売上高
22:30☆米11月消費者物価指数
22:30 カナダ7-9月期設備稼働率
24:30 EIA週間原油在庫統計
28:00☆FOMC政策金利発表
28:00☆FOMC経済・金利見通し
28:00 米11月財政収支
28:30☆パウエルFRB議長会見
12/12(木)
08:50 日本10月機械受注
10:30 雨宮日銀副総裁講演
※☆は特に注目の材料
今夜は、米連邦公開市場委員会(FOMC)という重量級のイベントが予定されています。政策金利(1.50~1.75%)の据え置きが確実な情勢で、来年以降の政策金利見通しなどが注目されそうです。声明や見通しに大きな修正がなければ市場の関心は英総選挙や米国の対中関税に向かうと見られます。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。