今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜の注目材料は
東京市場のドル/円は、約15銭の狭いレンジでもみ合う動意薄の展開となりました。日本株が反発する中でも109円台を回復できずに108円台後半でやや弱含んでいます。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
12/5(木)
16:00 独10月製造業新規受注
18:00 南ア7-9月期経常収支
19:00 ユーロ圏10月小売売上高
19:00 ユーロ圏7-9月期GDP・確定値
19:00 マクルーフ・アイルランド中銀総裁議会証言
21:30 米11月チャレンジャー人員削減数
22:30 カナダ10月貿易収支
22:30 米10月貿易収支
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 カナダ11月Ivey購買部協会景気指数
24:00 米10月製造業新規受注
24:00 クオールズFRB副議長議会証言
----- EU財務相理事会(ブリュッセル)
----- OPEC総会(ウィーン)
※☆は特に注目の材料
ドル/円は、米中通商協議に関する報道に「一喜一憂」する日替わり相場の展開です。順番通りなら今夜は「一憂」する事になりそうですが、そこはどんなニュースが飛び出すかによるのでしょう。特にニュースがなければ、明日の米11月雇用統計に向けて様子見ムードとなりそうです。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。