スプランクが決算好調で上昇 FCFの赤字には懸念も=米国株個別
ウェブデータ解析用ソフトウエア開発のスプランクが上昇。8-10月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。メリットCEOはインタビューで「顧客の中に見られる拡大のスピードは、実に刺激的かつ印象的だ」と述べたほか、「成長もしくは、今後に降りかかるであろう嵐を乗り切るためには、技術に投資し続けなければならないという強い認識をもった」とも語った。
一方、同社は最近、従量ベースのサービス価格の提供と、複数年単位ではなく1年単位契約を開始している。これらの変更により、8月の決算発表時にフリーキャッシュフロー(FCF)を赤字に予想したが、市場はその圧力がいつまで続くかを懸念している。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.58ドル(予想:0.54ドル)
・売上高:6.26億ドル(予想:6.04億ドル)
・FCF:-1.62億ドル(-1.32億ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・売上高:7.8億ドル(予想:7.66億ドル)
(NY時間10:08)
スプランク 139.04(+12.20 +9.62%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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