ノードストロームが決算受け上昇 他社と比較すると明るい内容=米国株個別
百貨店のノードストロームが上昇。8-10月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期の利益見通しも若干上方修正され予想も上回っている。今週のメーシーズやコールズの冴えない決算と比較すると明るい内容だったと言える。
先月、NYマンハッタンに32万平方フィート(約3万平米)の旗艦店をオープンしたが、最初の週末に約8万5000人が来客するなど好調なスタートを切っている。同社の経営陣は、新店舗を118年の歴史の中で最大の賭けと呼んでいる。ファッションレンタルサービスのレント・ザ・ワンウェイとの提携や、売り場に6つの飲食店を配置するなど、従来とは異なる手段で買い物客を引き付けようとしている。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.81ドル(予想:0.63ドル)
・売上高:36.7億ドル(予想:35.8億ドル)
・粗利益率(調整後):34.3%(予想:34.0%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.30~3.50ドル(従来:3.25~3.50ドル)(予想:3.29ドル)
(NY時間09:51)
ノードストローム 37.41(+3.09 +9.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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