【本日の見通し】レンジ取引か
米中協議動向をにらみながらの展開の中、悲観的な状況が強まっているが、円高の動きが落ち着いてきている。
もっとも、ドル買いを進める状況にもなく、基本的にはレンジ取引が続きそう。
ドル円は108円台でのレンジを中心に次の流れ待ち。
香港人権法案が成立の見込で、ドル円の重しとなっているが、108円台前半での買いが継続しており、突っ込んだ売り買いを避ける展開に。
対中関係での動きが入りやすい豪ドルやNZドルなどの動きには要注意。対円だけでなく対ドルでも売りが出る流れとなりそうで、ドル円以上に売りが出る可能性も。もっともこちらも今のところ動きは落ち着いている。
市場は米中協議への期待感後退を織り込みつつある可能性も。楽観的な発言が中国商務省側もしくは米ライトハイザー氏などといった当局者から出てくると雰囲気が一変する可能性も。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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