反落、米原油在庫増加や署名延期報道を嫌気=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=56.35(-0.88 -1.54%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.91~88ドル安。その他の限月は1.11~0.80ドル安。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が増加したことや、第1弾の米中通商合意の署名が12月まで延期になる可能性があると伝わったことが重し。協議を重ねている米中両国は条件や場所で折り合っていないという。
時間外取引で12月限は軟調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加したことが重し。通常取引開始を控えて買い戻しが入ると、通常取引序盤には57.85ドルまで上昇したものの、買いが強まったのは一時的だった。マイナス圏に押し戻されると56.11ドルまで下落した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。