やや弱含み=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108円後半で弱含み。
昨日の海外市場では、英国の欧州連合(EU)からの合意なき離脱懸念が後退し、世界的な景気見通しがやや改善したことから、円売りを背景にドル円は108.90円付
近まで堅調に推移した。
ただ、米下院が香港人権・民主主義法案を可決したことに中国が反発しており、東京時間帯は円買いが優勢。香港の民主派を支援する一連の法案が米国で成立するのか不明
だが、法案審議の行方が米中通商協議の進展を阻むと警戒されている。
ユーロ円は119円後半、ポンド円は138円半ば、NZドル円は68円前半まで軟化。4-6月期のNZ消費者物価指数(CPI)は前期比で伸びが加速したものの、前
年比の上昇率は依然として停滞しており、NZの緩和的な金融政策見通しに影響していない。
日経平均は大幅続伸。前引けでは前営業日比338.53円高の2万2545.74円となった。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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