続落、サウジの生産回復見通しや米原油在庫の増加で=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=58.04(-1.06 -1.79%)
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.23~1.06ドル安。その他の限月は0.95~0.38ドル安。
攻撃を受けたサウジアラビアの生産量が月内に回復する見通しであることから、週明けの急騰がさらに調整された。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が増加したことも重し。
時間外取引で11月限は底堅く推移。米石油協会(API)の米週間石油在庫統計を手がかりとした売りをこなし、59.27ドルまでプラス転換した。ただ、買いが優勢となったのは一時的。通常取引開始後は売りが強まり、57.58ドルまで下落した。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。