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FOMC待ち=外為どっとコム総研 神田卓也

達人の予想 

FOMC待ち

本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目イベントだ。FOMCは、政策金利であるFFレートの誘導目標を25bp引き下げて1.75-2.00%にする公算が大きい。もっとも、これは市場もほぼ織り込み済みであり、関心は同時に公表される政策金利見通しに寄せられている。見通しで「利下げ継続」が示唆されればドルが下落する事になるだろう。一方、当面の「利下げ打ち止め」が窺える内容ならドル高に振れる可能性が高い。声明・見通し発表の30分後に始まるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見にも注目が集まろう。市場は、日本時間27時の声明・見通し発表までは様子見ムードに傾きがちで、ドル/円も108円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれる。

執筆者 神田卓也

執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長

株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。

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