東京株式(大引け)=2565円安、急ピッチの上昇の反動で9日ぶり大幅反落
23日の東京株式市場は、これまで相場を牽引してきたAI・半導体関連を中心に利益確定売り圧力が強まり、日経平均株価は急落、終値で7万円台を割り込んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比2565円58銭安の6万9788円38銭と9日ぶり急反落。プライム市場の売買高概算は25億4137万株、売買代金概算は13兆7350億円。値上がり銘柄数は366、値下がり銘柄数は1154、変わらずは41銘柄だった。
きょうの東京市場は寄り付きこそ日経平均が続伸歩調をみせたが、その後は一転して軟調地合いに変わり次第安の展開を強いられた。後場に入ると先物主導で一気に下げ幅を広げた。前日まで日経平均は8連騰を記録し、この間に8100円あまりも水準を切り上げていたため、その反動が出た形だ。米株価指数先物でナスダック市場の下げが大きくなったことや、半導体銘柄のウエートが高い韓国市場がほぼ10%の急落をみせるなど、投資家の狼狽売りも誘発したようだ。日経平均は終値ベースで歴代5位の下げ幅となった。業種別では33業種中28業種が下落し、非鉄、電気機器などの下げがきつくなっている。個別株は値下がり銘柄数が1100を超え、プライム市場全体の74%の銘柄が安くなった。
個別では、記録的な売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>だが株価は15%超の急落となった。古河電気工業<5801>は値下がり率トップに売り込まれた。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>なども大きく水準を切り下げている。ソフトバンクグループ<9984>の下げも目立つ。三井金属<5706>、JX金属<5016>が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。SUMCO<3436>も下落した。ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、スカパーJSAT<9412>なども大幅安となった。
半面、前日ストップ高のフジクラ<5803>が続伸と気を吐いたほか、ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢。リクルートホールディングス<6098>も底堅い。武田薬品工業<4502>がしっかり、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>も堅調。Orchestra Holdings<6533>が急騰、テスホールディングス<5074>も大幅高。エア・ウォーター<4088>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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