米中協議再開を好感してドル高円安=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は106.75円付近まで水準を切り上げた。
中国商務省の発表によると、4日に中国の劉鶴副首相がムニューシン米財務長官やライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と電話協議を行った。9月半ばに米中の交渉団が協議を行ったうえで、10月初めに閣僚級の通商協議が開催されることが金融市場全般で好感されている。
ユーロ円は117円後半、豪ドル円は72円後半、NZドル円は68円前半まで円安推移。これまでの円高基調に調整が入っている。
日経平均は大幅続伸。前引けでは前営業日比481.94円高の2万1131.08円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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