アジア株 香港株は1月以来の安値、キャセイパシフィック航空は大幅続落
アジア株 香港株は1月以来の安値、キャセイパシフィック航空は大幅続落
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 25351.11(-473.61 -1.83%)
中国上海総合指数 2794.07(-20.92 -0.74%)
台湾加権指数 10388.52(-83.84 -0.80%)
韓国総合株価指数 1929.07(-13.22 -0.68%)
豪ASX200指数 6563.10(-27.16 -0.41%)
インドSENSEX30種 37404.63(-177.28 -0.47%)
アジア株は総じて下落、世界的な景気減速懸念が強まっているもよう。米中摩擦に加え、イタリアや香港、アルゼンチンの政治的リスクが高まっている。
トランプ米大統領は「ファーウェイとビジネスをしないつもりだ」「9月の米中貿易協議が中止になる可能性はある、キャンセルになっても構わない」などと発言しており、米中対立の長期化が不安視されている。
アルゼンチンでは大統領選の予備選挙で現職大統領がポピュリストの野党候補に予想外の大差をつけられて2位となったことを受けて通貨ペソや国債、株が急落、デフォルト懸念が強まっている。そのほかイタリアの政治混乱も懸念材料。
香港株は下げ幅を拡大、今年1月以来の安値をつけている。香港ではデモ活動が過激化しており、中国当局はこの事態を「重大局面」と警告。「テロリズムの兆候だ」とした。大規模デモを受けて12日の発着便を運休にするとしていた香港国際空港は13日現在、正常に業務を行っており、12日に影響を受けた航空便のスケジュール変更を行っているもよう。12日に大幅安となったキャセイパシフィック航空はきょうも5%下げている。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。