【8月13日予想】次の暴落に備える局面
短期リバウンド局面は終了。次の材料待ちの局面へ
9日の日経平均株価は小幅高となりました。日経平均株価は前日比0.44%プラスの20684円82銭、マザーズ指数は前日比0.49%マイナスの871.74ポイントとなりました。3連休を控えるなか、前夜の米国株式市場が上昇したことを受け日本株も上昇しました。
前週末 と比較し日経平均株価は2.6%マイナス、TOPIXは2.4%マイナス、マザーズ指数は0.4%マイナスとなりました。週単位でみると2週続けての下落となっており次週反発するのか、それともずるずる下がるのか、次週はトレンドの境目となりそうです。9月1日に米国による中国に対する追加関税が控えており、米中貿易摩擦に進展がなければなかなか買いづらい局面ですが、逆に米中の合意等なんらかのポジティブサプライズがあれば米国株が再度高値を更新する可能性も残っています。
週単位の統計データでも次週は勝率48%、平均損益率-0.01%となっており株価が下がりやすい傾向が見られます。次週は材料待ちといったところでしょうか。あえて大きく勝負するタイミングではないでしょう。13日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。