ドル円一時108円70銭近辺=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108.70円付近まで上げた。先週末の米小売売上高が強かったことで、米国の景気減速懸念のほか利下げ観測が後退している。
ただ、明日から行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて値動きは限定的。来週には20カ国・地域(G20)首脳会議が予定されており、合意がなければ米国は中国からの輸入品に対する関税を強化する見通し。
ユーロ円は121円後半、ポンド円は136円後半、豪ドル円は74円後半まで水準を切り上げた。ただ、いずれもこのところの軟調な流れに変化はみられない。
日経平均は小幅続伸。前引けでは前営業日比19.60円高の2万1136.49円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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