ジンバブエドル復活の動き、ムナンガグワ大統領マルチカレンシー制度の終了意向示す
ジンバブエのムナンガグワ大統領は、現状のマルチカレンシー制度の終了意向を同国のラジオで伝えた。
2008年に歴史的なハイパーインフレを記録したジンバブエ。2009年からそれまでのジンバブエドルを廃止、米ドルなどを含めた5通貨によるマルチカレンシー制度を導入。その後対象通貨を日本円なども含めた9通貨に増やすなど拡充が見られた。
ムナンガグワ大統領はこうした状況に対して、同制度を終了する意向を示し、各国はそれぞれが独自の通貨を持つべきとの姿勢を示した。なお、自国通貨復活の具体的な時期や、名称が依然通りジンバブエドルになるのかなどについては詳細が報じられていない。

執筆者 : MINKABU PRESS
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