オキシデンタルが商いを伴って下落 シェブロンが買収合戦から事実上撤退=米国株個別
オキシデンタル・ペトロリアムが商いを伴って下落。シェブロンと伴にアナダルコに買収提案を行っていたが、シェブロンが買収条件を引き上げずに事実上撤退すると発表したことで、オキシデンタルによる買収が現実になる可能性が高まっている。
オキシンデンタルは現金と株式交換で1株38ドルの提案を行っており先日、現金の割合を引き上げることをアナダルコ側に通知していた。市場では割高な買収とも見られており、今回のシェブロンの決断を嫌気しているようだ。
なお、シェブロンは自社株買い枠を25%拡大し、年50億ドルとすることも同時に発表している。シェブロンの株価は上昇。
(NY時間11:51)
オキシデンタル 56.48(-3.73 -6.19%)
シェブロン 120.20(+2.70 +2.30%)
アナダルコ 73.55(-2.31 -3.05%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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