東京株式(前引け)=続伸、NYダウ上昇に追随も上値では戻り売り圧力
5日前引けの日経平均株価は前営業日比69円42銭高の2万1794円37銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億4895万株、売買代金概算は9112億8000万円。値上がり銘柄数は1212、対して値下がり銘柄数は809、変わらずは119銘柄だった。
きょう前場の東京市場は売買交錯で始まった後、買いが優勢となった。寄り後早々に上下に大きく振れたが、その後は徐々に下値を切り上げる展開となった。前日の米国株市場では米中貿易協議の進展期待からNYダウが約半年ぶりの高値に浮上、為替も円安方向に振れ、主力株中心にリスクを取る動きが強まった。ただ、2万1800円台では戻り売りも厚く、上値の重さも意識された。
個別では任天堂<7974>が売買代金トップで高く、ソニー<6758>も買われた。東京エレクトロン<8035>が堅調、安川電機<6506>も上昇した。ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>、レノバ<9519>がいずれも一時ストップ高に買われ、アダストリア<2685>も大幅高。双信電機<6938>も高い。半面、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が安く、キーエンス<6861>も軟調。富士通<6702>が売られ、エービーシー・マート<2670>も安い。ここ人気となっていたサノヤスホールディングス<7022>も利食いに押された。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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