ダウ平均は小幅高 半導体上昇でナスダックは堅調=米国株序盤
NY株式3日(NY時間10:48)
ダウ平均 26196.25(+17.12 +0.07%)
ナスダック 7914.86(+66.17 +0.84%)
CME日経平均先物 21820(大証終比:+100 +0.46%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高で推移している。アジア時間に米中協議が大方合意しているといった報道が流れ、各国の株式市場が上昇する中、米株式市場も上昇して始まった。ただ、朝方発表のADP雇用統計が予想を下回ったことや、ISM非製造業景気指数も弱い内容となったことで、ダウ平均は上値を抑えられている。米中協議の進展は追い風だが、市場は強い米経済指標を求めており、きょうの指標は安心感を満たすものではなかったようだ
なお、米中協議に関しては先週、北京で閣僚級協議が行われ、きょうは劉鶴中国副首相がワシントンを訪問し再協議が行われる。報道では、両国は90%は合意しているものの、残りの10%は厳しい交渉が続いていると伝えていた。米中首脳会談に向けて何らかの進展を見せるか引き続き注目される。
一方、ナスダックは上昇。半導体関連が指数の上げを牽引している。アナリストがAMDの投資判断を「買い」で新規にカバレッジを開始し、2020年までに市場シェアを拡大し、売り上げの伸びが加速する可能性を指摘していた。これを受けエヌビディアやマイクロンなど他の半導体関連銘柄も連れ高となっている。
AMD 29.28(+2.53 +9.46%)
マイクロン 44.50(+2.06 +4.85%)
ウエスタンデジタル 52.71(+2.33 +4.62%)
アプライド・マテリアルズ 42.79(+1.80 +4.39%)
アルファベット(C) 1209.97(+9.48 +0.79%)
フェイスブック 175.37(+1.17 +0.67%)
ネットフリックス 370.79(+3.07 +0.83%)
テスラ 295.12(+9.24 +3.23%)
アマゾン 1825.31(+11.33 +0.62%)
エヌビディア 189.88(+6.88 +3.76%)
ツイッター 34.63(+0.88 +2.61%)
ダウ採用銘柄
J&J 137.52(-0.19 -0.14%)
P&G 103.45(-0.30 -0.29%)
ダウ・インク 56.09(-0.16 -0.28%)
ボーイング 385.51(-5.24 -1.34%)
キャタピラー 139.83(-0.36 -0.26%)
ユナイテッド 130.77(-1.13 -0.86%)
ビザ 158.68(+0.90 +0.57%)
ナイキ 84.69(+0.32 +0.38%)
ウォルグリーン 54.81(-0.56 -1.00%)
3M 212.93(+0.80 +0.38%)
エクソンモビル 81.16(-0.22 -0.27%)
シェブロン 124.77(-0.16 -0.13%)
コカコーラ 46.38(-0.20 -0.42%)
ディズニー 112.74(+0.78 +0.69%)
マクドナルド 188.42(+0.07 +0.04%)
ウォルマート 96.91(-0.03 -0.03%)
ホームデポ 195.60(+1.29 +0.66%)
JPモルガン 105.34(+0.20 +0.19%)
トラベラーズ 136.16(-0.65 -0.48%)
ゴールドマン 199.28(+1.78 +0.90%)
アメックス 111.33(+0.33 +0.30%)
ユナイテッドヘルス 245.28(+0.87 +0.36%)
IBM 143.66(+0.66 +0.46%)
アップル 195.77(+1.75 +0.90%)
ベライゾン 58.45(-0.09 -0.15%)
マイクロソフト 119.77(+0.58 +0.49%)
インテル 55.61(+1.25 +2.29%)
ファイザー 43.00(+0.09 +0.21%)
メルク 83.46(+0.25 +0.30%)
シスコシステムズ 55.42(+0.13 +0.24%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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