ギャップが大幅高 オールドネイビーの分割計画を発表=米国株個別
ギャップが大幅高となっている。11-1月期決算を発表しており、既存店売上高が予想外の減少だったほか、売上高も予想に届かなかった。主力ブランドのオールドネイビーもバナナリパブリックも振るわなかった。
決算自体は不調だったものの、同社は同時にオールドネイビーを会社分割(スピンオフ)する計画を発表している。アナリストからはスピンオフは賢明な措置であり、もっと前に検討するべきだったと指摘している。
事業再編の一環として向こう2年間でギャップ・ブランドの230店舗の閉店計画も発表した。
なお、会社に残る「ギャップ」「バナナリパブリック」などの年間売上高は約90億ドル、オールドネイビーは80億ドル。
(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:1%減(予想:0.2%増)
オールドネイビー:0%(予想:3.2%増)
ギャップ・グローバル:5%減(予想:5%減)
バナナリパブリック:1%減(予想:1.8%増)
・1株利益:0.72ドル(予想:0.69ドル)
・売上高:46.2億ドル(予想:47億ドル)
(NY時間09:45)
ギャップ 30.15(+4.75 +18.72%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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