アジア株 総じて下落、上海株はマイナス転換
東京時間18:14現在
香港ハンセン指数 27576.96(+7.77 +0.03%)
中国上海総合指数 2596.98(-4.75 -0.18%)
台湾加権指数 10013.33(+43.72 +0.44%)
韓国総合株価指数 2177.30(-0.43 -0.02%)
豪ASX200指数 5905.61(休場)
インドSENSEX30種 35614.21(-411.33 -1.14%)
28日のアジア株は、総じて下落。米政府機関の一部閉鎖解除や米中貿易協議進展への期待感などを背景にアジア株は午前中は買い優勢で推移した。ただ、その後、上海株は利益確定の売りに押されてマイナス転換すると、他市場もおおむね軟化した。12月の中国の工業部門企業利益が前年比-1.9%となり、2か月連続でマイナスとなったことも圧迫要因となったもよう。豪州市場は休場。
上海総合指数は小反落。一時1%超の上昇もマイナス転換して引けた。石油大手の中国石油化工(シノペック)、石炭エネルギー会社のチャイナ・シェンファ・エナジーが買われる一方で、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行が売られた。
香港ハンセン指数は小動き。午前中は堅調推移も上海株の下げに追随して上げ幅を縮小した。携帯電話サービスのチャイナ・モバイル、銀行大手の中国建設銀行が買われる一方で、通信サービスのテンセント・ホールディングス、医薬品メーカーの石薬集団が売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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