冴えない決算でフリーポートが大幅安 銅キャッシュコストの大幅増を見込む=米国株個別
非鉄金属大手のフリーポート・マクモランが商いを伴って大幅安。取引開始前に10-12月期決算を公表しており、1株利益、売上高とも予想を下回る冴えない決算を発表していた。
また、2019年の銅の平均純キャッシュコストは1ポンド1.73ドルだが、2018年通期の1.07ドルから62%の上昇を見込んでおり、利益が圧迫される可能性を示唆している。銅、金の販売量も前年から減少を見込んでいるようだ。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.18ドル)
・売上高:36.8億ドル(予想:37.7億ドル)
・銅の平均純キャッシュコスト:1.54ドル(2018年通期は1.07ドル)
・銅販売量7.85億ポンド
・金販売量26.6万オンス
(通期見通し)
・銅販売量:約33億ポンド
・金販売量:約80万オンス
・通期銅の平均純キャッシュコスト:1.73ドル
・設備投資:24億ドル
(NY時間12:25)
フリーポート 11.12(-1.19 -9.66%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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